医療用ウィッグでもヘアアレンジをすることができますので、気分を変える意味でも楽しんで行ってみるとよいでしょう。
そのやり方でポイントとなるのは、やはり頭のトップ近くまでアップにすることは難しいかもしれませんので注意しましょう。
できれば頭の真ん中よりも下側ではヘアアレンジを行うほうが、医療用ウィッグだと他の人に気づかれにくいでしょう。
医療用ウィッグは耐熱タイプも多いですので、レアアイロンなどで巻いたりするやり方もお勧めです。
気をつけたほうがよいのは耳元の部分になります。
できれば横側の髪は少し残す状態で後ろ側をまとめるほうが一層わかりにくくなりますし、全体にきっちりまとめたり上げたりせずにあくまで無造作な感じでふんわり感を出すほうが自然なアレンジになります。
医療用ウィッグですと、もう髪型は楽しめないと考える人も多いですが、ちょっとしたことで気分も上がりますので、楽しみながら工夫していくのも大切ですし、お勧めです。
医療用ウィッグは本物の髪の毛と同じように、自然な感じで髪の毛に装着することができます。
しかし自然の髪の毛と同じように、お手入れをしないとほこりや皮脂、汗などがついてしまって汚れが目立つようになってしまいます。
汚れが目立てば、臭いがするようになったりしてしまうので、こまめに洗ったりしていくことが大切です。
医療用ウィッグの種類にもよりますが、通常は一般的なシャンプーによって洗うことができます。
洗い方はぬるま湯を使って桶などの中でやさしく自分の髪の毛を洗うようにシャンプーしていきましょう。
特に装着する内側のネット部分は皮脂やファンデーションなどの汚れがつきやすい場所なので、念入りに洗うようにします。
もしも汚れが落ちにくいときには歯ブラシなどを利用して汚れを落としていきます。
目安としては一週間に一回は洗ったほうが臭いなどが目立たなくなります。
日頃のお手入れの方法としては、霧吹きで水を吹きかけてブラシで梳かしていくと静電気などを防げます。